好きー

下関行をひかえて、ちょっと色々思ったことをらつらつらと＾＾


晋作の天神信仰の本に久坂がですね、藩内に楠正成を祀る場所を設けようと言ったと書いてありまして。
(幕末は「君臣湊川の決意」とか、後醍醐天皇のために戦って死んだ楠公は大変崇拝されていたのです・・)

そのことを「備忘録」に久坂は書いていたらしく、それの写真がちょろっと載っていたのです。

すごく・・・個性的な字です。

本当にありがとうございます(爆笑)
いえ、わかってました。久坂さんが顔良し、頭良し、長身で美声の持ち主で欠点といえば字が汚いくらいの男だということは。
それでも何か・・・見た瞬間噴いたｗｗｗ可愛いな、この人ｗｗｗ読めない字ですｗｗｗ

晋作は字キレイだよね！！！(ニコッ★)
お坊っちゃんｖｖうふふ＾＾

晋作が死んだのは1867年の4月14日、王政復古はその年12月。
何かホントにあとちょっと・・・って思う。

私下関すごく好きです。
下関の海が何故かめちゃくちゃ好きなんですけど、平家も晋作もいますからね。
「防長の咽喉」って晋作が重要視してた場所ですし。本人が「天満宮の如く」「鎮守」となることを希望してますし。
吉田・・・いいよね。最初行ったときはバス停の狭さと緑の多さに呆然としたけどｗｗｗ
あんな静かな場所で晋作が眠ってるんだと思ったら何かホッとした。

下関は大半が支藩の長府と清末の領地だから萩藩の宗藩領だった吉田に晋作は眠ることになったのでしょうが(遺言もあるしね)、でも今も静かなこの場所でよかったと思ってしまう。
高１の頃にＩ宮さんの小説で晋作好きになって今に至りますが・・・(笑)
梅の季節や桜の季節だと高杉と久坂思い出してしょうがないんですよね＾＾；

でもいまだに晋作って何したのって言われてパッと説明に困ります。
「奇兵隊をつくった」・・・・奇兵隊を知らない人だっているし、厳密には四民平等とは言えないし、身分制度があることが前提だからこその画期的な軍隊だし・・・一言じゃ言えんし。
「功山寺決起」・・・・ここにいたるまでの経緯、晋作の出自ゆえの苦悩、この決起の無謀さ・・・一言じゃ無理。
ぜってー一言じゃいえないことばっかだと思うんだよ。言　え　る　か　！！
だって最近大人気の某大河の主役の男だって「仲の悪い長州と薩摩を仲良くさせたんだぜ★」ってあれそこに至るまでの苦労考えたら説明すっごい難しいと思うんだよ。何故仲悪かったのかと言われたら政変とか禁門とか・・・ねぇ！？

晋作って小説とか講談とかで「英雄」、「風雲児」、「革命の天才」とか色々言われてるけどさ・・・普通の人だよ。あの時代の常識や道徳の中で育った普通の人。
親が大切で、主君が大切で。
戦国の世から毛利家に仕えてきた譜代の臣、藩主の側近を多く出した家に生まれたことが誇りで、でもその家柄ゆえに自由に動けないことに苦悩して、多くの同志が逝ったなかで自分だけ死に遅れたことを恥じて。
封建制の世の中で育って本人もその意識がすごくあるのに、彼がすることはそれを破壊することでしかない。
そういうのに悩んでる繊細な人。・・・・と私は思っている。

いつか東行忌参加したいな。