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Posted : 2007/11/06 19:02
<高杉晋作>1839~1867
晋作は通称、本名は春風。 字は暢夫、号は東行。
萩城下菊屋横丁に大組士、高杉小忠太の嫡男として生まれる。

何か結構、奇兵隊とか高杉とか知らない人が多いんだけど・・・納得いかねェ!!(笑)
一言では絶対に魅力のわからない人だと思う・・。

私の高杉の最初のイメージは「天上天下唯我独尊傍若無人で過激な俺様男」でしたww
でも全然違った・・すごく繊細で奥さんにもちょぉ~優しくて(手紙残ってるし)親思いの人だった。
生まれがいいせいか、ひどく過激なことをしてるくせに親と藩主には逆らえないという・・笑
本当の彼は師の松陰がいっているように「有識の士」です。
過激に見えて、知と理に優れ、判断力に富み、天性のカンのよさと臨機応変さで幕末という乱世を生き抜いた奇才。
そして戦略家でもあり革命家でもある晋作は、天才、英雄豪傑のたぐいといえます。
「戦いは武士」っていう概念の時代に農民を交えた軍隊「奇兵隊」をつくってるし(でも創立はできても管理には向いてないかも・・・教法寺事件とか・・)
地位や名誉には興味はなく、自由奔放で自尊心が高く坊ちゃん育ちのクセに乱世に強い変な人です(爆)
しかし、この人ほど己の役目を生きながらに理解していた男もいないでしょう・・・。
己が不必要なときには表舞台から去り、ひとたび必要となれば颯爽と現れ己の役割だけはきっちり果たして、
そうしてこの男は新時代の礎となりながらも明治を見ることなく二十九歳(正確には二十七年と八ヶ月)という若さで逝きました。

坂本竜馬、武市半平太、吉田松陰、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、伊藤博文、久坂玄瑞、島津斉彬、近藤勇、土方歳三・・・策士、政治家、剣士、義の人、思想家・・・幕末は本当に驚くほど多くの人物が出た。
革命期にこれだけの人物が日本に出たことは本当に幸運としか言いようがないと私は思います。
そして晋作はこれらの人物と違って、乱世以外ではどうにもならないようにも思えます。
平和な時代に生まれていたら詩歌と三味線と酒と女が好き(でも酒には強くない)な放蕩息子、として終わっていたんじゃないかと。

まさに、時代の寵児。維新回天を成すために生まれてきたような男です。






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無題
その調子で竜馬の解説もお願いします^ ^
( ^ω^) 2007/11/06(Tue)22:10 編集
・・・いつか
気が向いたらね(笑)
イフウ   2007/11/15 18:39
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プロフィール
HN:
イフウ
性別:
女性
職業:
会社員
趣味:
読書、日本史、小説イラストかく
自己紹介:
マンガ、日本史、小説に異常に執着する人間。
出身・居住地は維新三傑のうち二人と同じ。

★日本史★
平安末期・戦国・幕末明治~。日本史全般好きですが、執着激しいのは武士が出てきてからの時代。義経で興味を持ち、中学で信長で日本史にどっぷりはまりました。信長を見つめて、晋作を追いかける日々です。晋作を追いかけ始めて9年目突入。松下村塾好き。山口好き。しかし鹿児島郷中チェストたちも愛してます。佐幕倒幕関係なく好きです。新撰組も会津も幕府ももちろん^^
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