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日記、歴史などなど
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Posted : 2024/11/21 22:26
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Posted : 2008/06/15 00:07
27892e73jpeg元治元年の戦・・・禁門の変・・・。

昨年(文久三年)までの京都は尊王に染め上げられ、それを指導した長州の独壇場だった。
それなのに、八月十八日の政変・・・。

まァ長州が公卿とつながって出してた帝の勅が「偽勅」ってことになって・・。
「尊王」をかかげた長州には痛いことにとうの孝明天皇自身が佐幕派で、その天皇の意思を知った薩摩が会津に働きかけ、政変を起こした。

薩摩と会津によって秘密裏に進められた、その政変によって長州は一気に舞台から引きずりおろされた・・・。

「君側の奸」・・・つまりは帝のおそばにいる薩摩と会津をのぞき、復権をはかろう・・。
そんな人々が出てきて、そのどうしようもない流れによって起こった禁門の変・・・。

その戦いの中、久坂さんは長州に同情的だった鷹司卿に最後の望みをかかけて帝に取次ぎを頼んだけど、断られ・・・足を撃たれてたからそのまま鷹司邸で自刃した。



政変が起こるまでの長州の華やかな外交の中心は桂さんと久坂さん・・・。
それを崩されてきっと久坂さんは自分を責めてた気がするんだよね・・。

その「死」にさえ意味があるって・・・。
どういうものなんだろう・・・。
最期・・・「尊王」をかかげて生きながら「朝敵」の汚名をきせられたこの人は何を思って逝ったんだろう・・。


「王政復古」・・・この人の目指したものが実現した日を、この人にも見て欲しかったなァ・・。
でも自分のことなんて度外視してる人だから、きっと止まらなかったんだろうな、久坂さんは・・。
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Posted : 2008/06/05 01:29
4abc2ea6jpeg元治元年の6月5日だよね池田屋・・・。

村塾四天王の一人、吉田栄太郎(稔麿)。
栄太~~・・・・・っっ(T□T)
栄太の死にも諸説ありますが・・・・どちらにしても彼は死んでしまうんだ・・・。

仲間想いの人。
だから池田屋に引き返したんだと思う。

松陰先生に愛され、でも親が反対したから親と先生との間で悩んだ人。
先生に「志の死」をどれほど嘆かれても、親のために黙殺した。

それでも先生の死後は志のために奔ったんだね・・・。

この事件があったから禁門まで勢いがついちゃった気がする・・・。
Posted : 2008/06/04 04:29
c04f49a1jpegいや、少年晋作とちょっと年上桂さんがこんくらいの年齢のころに会ってたら面白いなぁ・・・って話。


桂さんのお家があった萩城下江戸屋横丁から西へ二筋目が晋作の家がある菊屋横丁だっけ??

桂さんも子供の頃は大変なイタズラッ子エピソードの持ち主ですが・・・(笑)

晋作も負けてないですよね(爆)
あの年賀の挨拶に来たお侍さんに遊んでた凧を踏み破られて、土下座して謝らせたという話・・・・嫌な子供だな!!!(爆)


・・・・そして私は桂さんをなんだと思ってるんだろう・・・ww
色素うすッ!!(爆)
幕末のイケメンと言われたら土方さんと桂さんははずせないだろうと思ってるんで(笑)
桂さんを描く時ってひたすらまつ毛に気を使ってる気がする・・・。
Posted : 2008/05/31 11:37
050f2086.jpg「西へ行く人を慕ひて東行く 心の底そ神や知るらむ」


<東行>は晋作の号。
西へ行く人・・・西行法師を慕いながら、自分は東へ行く。
東には幕府がある。
それを倒しに行く我が心は神のみぞ知る。



ある方のブログをみて切なくなった。
その方が想うのは沖田さんで、私は高杉だけど・・・。

「どうしてこの人と同じ時代に生まれなかったんだろう・・・」

そんな考えても仕方のないことを考えたこと、ありますから(苦笑)


晋作は不思議な人だと思う・・・。
戦国の世から毛利氏に仕えてきた能吏の家に生まれ、「恩顧の臣」という誇り、生粋の武士だという自負心に溢れ、この頃の儒教道徳の中で他の武士となんら変わりない道徳で育ち、「忠と孝」を尊ぶ・・・。
封建制の時代をこれでもかと感じさせる人なのに、この人のやることはその破壊以外の何ものでもない。
矛盾に溢れた人。
そしてその中で常に葛藤し、憤り、もがきながら生きた人。 
賑やかなのが好きで、いつも人に囲まれてるような感じの人なのに、肝心なときには独りで・・。


孤独だった人。
Posted : 2008/05/27 23:12
78f5d4c8.jpg読んでた本のギャグを言う松陰先生にツボッた!!(笑)


お兄さんが食べ物を差し入れてくれるんだけど、お兄さんからの手紙には九ついれたって書いてある。
でも実際は十個はいってて・・・。
で、先生は返事に。

「実際は十個はいっていますが、道中で子供をうんだのでしょうか」

って書いたという・・・・・(爆)
でも松陰先生は本気で言ってそうだ(笑)


ほかにも村塾の増築のとき壁土をぬってたヤジが、その土を落っことしちゃって・・・・ものの見事に先生の顔に命中し・・・・。
先生が「ヤジ、師の顔に泥をぬるものではない」とか言ったという・・・。


維新後に神格化された松陰先生からは考えられないようなあったかほんわかエピソード・・・・ww
村塾生の逸話って面白いよなぁ・・・。
Posted : 2008/05/27 00:34
f4f940d1.jpg「ますらをの はじをしのびてゆくたびは すめらみくにのためとこそしれ」


長州ファイブ・・・・まぁ、俊ちゃん(伊藤博文)たち長州の若者五人が英国に密航留学するんだけど、そのときの決意を俊ちゃんが詠じたもの。


密航前に髷を切り、刀もはずし、洋装に身を包んだ彼ら・・・。
この時代で髷をきるって・・・すごいおおごとじゃないですか。

それでも「日本(すめらみくに)」のために国禁をおかしてまで、留学し、自分たちが「生きる器械」となり、日本の役に立つのだと。


表では「尊皇攘夷」の急先鋒だけど、こういう留学生出しちゃうような柔軟性が長州藩の素敵なところ!!!(^ω^)
「攘夷」は必要だけど、「鎖国」をしろってことじゃないんだよね。
長州の藩政をになう周布さんも「攘夷の後は開国」って言ってるし。
Posted : 2008/05/25 01:09
2f76cdfe.jpg桂小五郎こと木戸孝允の命日です。

(一日早いですけど、当日はバイトなんで帰ってきてバタンキュー・・・ということは避けたいので・・・・(;ω;) )


長州藩の若手たちの兄貴分で理解者、松陰先生の親友。
そんな苦労人ポジション・・・なんだかんだで世話好きのこの人だからできるんですよね。


久坂さんと共に華やかな外交で長州の舞台をつくりあげ、そしてそれを目の前で・・・あの八月十八日の政変で一気に崩され、それでも復権を目指し必死に京都で活動して・・・池田屋、禁門と数多の同志たちが逝ってしまっても、その志をつなぐために汚名も屈辱も受け止めて生きた人。


明治になってからも・・・佐世さん(前原一誠)を萩の乱で失って同志の死を見すぎるほどに見た人。




桂さん、お疲れ様でした。
Posted : 2008/05/23 00:21
6a765b24.jpgきっとさー・・・ヤジが市ィに「市ィは小さいほうがいいよ」みたいな禁句ワードを言っちゃって、市ィがキレて・・・・和作がなだめて・・・みたいな。

ごめん、勝手なイメージ。

ヤジは無邪気にペロッて禁句言っちゃう感じ。
市ィは真面目だからカチンときて。
和作は・・・・精神的に大人な・・・。

そんな感じ。
市ィが15歳、和作16歳、ヤジ15歳かな??

あー・・・そういえばヤジの位置って一番おいしい気がする(笑)
市ィみたいにガタとちょっと気まずくもならず、俊ちゃんみたいに腹黒くもなくww
みんなに愛されてるような・・・・。
イイね!!!

禁門で市ィとヤジは落ち延びてるから・・・・久坂や寺島や入江や・・・多くの同志を失ったあの日を知ってるんだよね。
体で。
和作も実のお兄ちゃんの九一をこの戦で失ったし。


それなのにヤジは薩長同盟の足がかりつくりに京に行くんだよな・・・・。
禁門のことを思わなかったわけ・・・ないよなぁ・・・。
Posted : 2008/05/22 23:22
2476e212jpeg「志のために生きた人」だと思う。


仲間がどんどん死んでいく中、「逃げの小五郎」だなんて有難くないあだ名をつけられても、どれだけ辛くても「生きた」人。


村塾生だって久坂さんも稔麿も入江も・・・志半ばで倒れた。
その志が維新回天までつながったのは生きて、志をちゃんとつなげてくれる桂さんのような存在があったからだと思う。


「潔く死ぬ」ことが美徳だった時代で、どんなそしりを受けようと、どんな苦しみがあろうと「生きて」仲間の志をつなぐことを選ぶこの人が好き。
晋作も腹を切る覚悟があっても無駄死には絶対しないとばかりに逃げるときは逃げるから・・・そういうとこは桂さんといっしょかなぁ・・・。
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性別:
女性
職業:
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趣味:
読書、日本史、小説イラストかく
自己紹介:
マンガ、日本史、小説に異常に執着する人間。
出身・居住地は維新三傑のうち二人と同じ。

★日本史★
平安末期・戦国・幕末明治~。日本史全般好きですが、執着激しいのは武士が出てきてからの時代。義経で興味を持ち、中学で信長で日本史にどっぷりはまりました。信長を見つめて、晋作を追いかける日々です。晋作を追いかけ始めて9年目突入。松下村塾好き。山口好き。しかし鹿児島郷中チェストたちも愛してます。佐幕倒幕関係なく好きです。新撰組も会津も幕府ももちろん^^
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