四日目

はい、ついに三泊四日の旅行「ドキ☆ドキ一人旅～あの人に会いたい！！～in山口」も最終日です。



今日はどうしても心残りの萩の久坂さん誕生地か吉田清水山の晋作のお墓にもっかい行くか、とか無謀なことも考えなかったわけじゃないのですが、新幹線乗り遅れたらリアルに帰れなくなるので、今日も元気に下関をまわろうと思いまっす☆



下関は壇ノ浦も晋作関連もあって、源平好きーでもある私としてはとても楽しいところです。
あっはっはっは（＾＾）

昨日体調のために上らなかった大歳神社の階段を今日は上ってみました！！！

ご飯は確か７：００からだったので６：００にホテルの人にカギをあずけて散歩に出発（この旅行中、私にしては珍しい早起きの連続）




これが昨日は見られなかった七卿落ちの絵！！

雨ざらし！！！？

ほとんど消えかかってるんですが、かろうじて七卿落ちの絵だとわかります。
久坂さんの七卿落ちの歌が脳裏をよぎる。
どれほど悔しかったろう・・・。

神社には朝のお散歩に犬と共にきているおじさんもいました。

そして神社の中にあった稲荷神社の鳥居。
祭神に義経の側室・静御前と、平清盛の娘で安徳帝の母君・徳子様の名が。

嬉しくなってお参りしてきました。


そしてホテルに戻って朝食。
朝ごはんはバイキングですｖｖふぐのおかゆと、ふぐの味噌汁が美味ｖｖ

一人で旅行来てんで、当然私は一人で食べてるわけで・・・隣の席は昨日の晋作たちの話をしてたおじ様方・・・。

「おじょうちゃん前いい？？」
突然声をかけられ、「はいどうぞ～」の私。
ああ、席がいっぱいで座れなかったらしく、一人のおじさんと相席に。

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

おじさんも私も無言。
向かい合ってるのにこれはきついと、意を決して話しかける私。

「どちらからいらっしゃったんですか？」

「おいちゃんね、大阪からきたの！おじょうちゃんは？」

「あ、私、鹿児島です」

「えー！おじちゃんね、霧島出身！！（鹿児島の地名）」

「ええええ！そうなんですか？」

「何しにきたの？観光？」

「はい・・・高杉晋作の史跡が見たくて・・・」

「珍しいね！！ｗｗ　一人で？」

「はい、一人で（笑）」

・・・・・・・・その後しばらく話して、大阪にきたら連絡しなさい。
おじちゃんが案内してあげる！！と名刺を貰う（爆笑）
どんだけフレンドリー！！？？（笑）

そして部屋に帰ろう～っと、エレベーターに乗ると朝食のとき隣の席のほうにいた・・・そう、昨日の夜晋作の話をしてたおじ様方も一緒に！！
そのおじ様方もどうやら大阪のおじさんと私の話に聞き耳を立ててたらしく・・・「鹿児島からきたんだって？」と話しかけられる。
「はい」と答える私。「一人で？」　「はい、一人で」　「わ～頑張ってね！！」と言ってエレベーターから出て行くおじ様方・・・。

は　げ　ま　さ　れ　た　！！？　（＠□＠）

え？何？？そんなに私ぐらいの年の史跡めぐり一人旅って珍しいの！？
何で励まされたの！！？（謎）

そしてホテルをチェックアウトして荷物あずけて、下関めぐりに出発！！
「みもすそ川公園」に向かう。
きゃああああああ！！！（嬉）
ちょ！カッコイイな義経と知盛ー！！ｖｖｖ
私の大好きな二人だｗｗ

手前が義経、向こう側が知盛。
歴史って面白いな～って最初に思ったのは義経を知ってからでした。
その後、信長にハマる・・・と（笑）


天保製長州砲～♪♪
かっけえええ！！
いいですね、ちゃんと海のほう向いて「撃てそうじゃない？」って思えるくらい素敵。





こんなに並んでると迫力ですね！！！
この中の一個が１００円で音と煙が出るようになってたんで１００円いれてばっちり体験してきました☆

けっこう思ったより音が大きくてびっくりしました。




波すごーい。。。。


私泳ぐの得意じゃないから・・・ぜったい落ちたら助からないなぁ・・・。

この公園から見える海が好きだ。



古戦場・・・。
そうだよね、すごくすごくキレイな光景も、かつては戦場だったんだよね。

壇ノ浦・・・。
源平最後の戦があった場所。




戦場だったんだよねェ・・・ここ。

「見るべき程の事をば見つ、今はただ自害せん」

平知盛。
あなたも、二位の尼も、安徳くんも、みんな・・・この海に。



あかん・・・。
安徳くん入水の所だなんて・・・。
清盛の奥方・二位の尼の辞世まである・・・・・・・・orz


というか、何かここらへん中学の修学旅行で来た気がするのは気のせいだろうか・・・？？



そして赤間神宮へ。
ほんと竜宮城みたい。。。

三歳で即位して、たった八歳で黄泉路へと下った幼帝をなぐさめてるんだろうな・・・。

「浪の下にも都はさぶらうぞ」

「尼御前　我をばいずちへ具してゆかんとするぞ」とたずねた安徳くんに二位の尼はそう言った。
浪の下の都。赤間神宮を見てると本当に波の下の都が再現されてるようで・・・。
祖母の腕に抱かれて入水した安徳くんの魂がやすらかだといいな。。。


お次は日清講和記念館。
ここで日清講和会議があり、下関条約が調印されたのですね！
中は無料で見学できちゃいます。
当時の講和会議場が再現されてるのです。


俊ちゃん（伊藤博文）命名の「春帆楼」もあるのです。


講和記念館の中はこんな感じ。

もう何か古い建物っていう・・・あの独特の匂いがします。








外にあった陸奥宗光と伊藤博文の像！！

俊ちゃんと陽之助が並んでるって何か笑えるのは私だけだろうかｗｗ
陸奥顔なが・・（殴）

俊ちゃんにちゃんと黒子があるかまじまじと眺めてたら春帆楼のひとに変な目で見られたｗｗ

・・・・・・・・・ふぐの像もあった。
そっか、俊ちゃんがここでふぐ解禁したからか。
俊ちゃんがふぐ解禁してくれたから私も昨夜はふぐを美味しく食べられましたよ（笑）
ありがと俊ちゃん！！（＾＾）

下関では「福を招く」ってことでふぐを「ふく」と呼ぶんだそうな・・・。


そして本陣伊藤邸跡。
何か色々かいてあった。

龍馬もおりょうさんと一緒にここを自然堂となづけて寄宿してたり、てかここに書いてあったのね・・・聞多が人形の首をきって「大後悔」ってｗｗ

どうしたの聞多？？
何で首切ったの？？そして後悔も「大後悔」って（爆）
かわいいなぁ・・・聞ちゃんｗｗ

この後亀山八幡宮も見たよ☆
山陽道の起点を示す石碑があった。
ここに昔は船番所があって晋作が指揮する長州軍も小倉の幕府軍を攻撃するときはここから軍艦に乗ったんだって！！ｖｖ

そして駅に戻って彦島を見に・・・・。

フツーに陸かと思ってたらこれが彦島だったｗｗ
晋作が講和談判にいったとき外国側の要求のひとつ「彦島の租借」を突っぱねたから・・・晋作が守った地を見てみたかった。

確かに、こんなに近いところを外国に租借されたら怖いかもなぁ・・・上海に行って「英仏の属地のようだ」という気持ちを上海に感じた晋作からしたら危機感も人一倍で突っぱねるわ。


あー・・今度山口来たときは教法寺いきたいなぁ「教法寺事件」のあった場所。

そしてこの後新山口に向かい、新幹線で帰宅します。
駅で見つけたポスターｗｗ

ひこにゃんと直弼おじちゃんが同じポスターの中にいるってちょっと笑える（笑）

いいなぁ・・・開国１５０年祭りかぁ・・・。
そしてひこにゃん可愛いなぁ・・。





はい、これ買ったものたちｗｗ

本買いまくったからね（笑）
どうしよう・・・・・本棚に入らない・・・（考え無しめ！）

萩城下古地図とか、久坂さんの歌の複製とか晋作のあのグラス持ってる自作絵の複製とか『留魂録』とか『月刊松下村塾』、『高杉晋作こぼれ話』、『久坂玄瑞』、『東行詩集』、『高杉晋作の歌』、『山田顕義　法治国家への歩み』、『若き日の伊藤博文』、『吉田松陰と塾生たち』etc・・・・・。


・・・・・・・・・・どんだけ買ってんだ自分(爆)
あ、『写真集　桂小五郎』もあるｗｗ
何なんだろう、自分・・・いや、基本「本にお金は惜しまない」が信条ですから。


と。
これで四日間にわたるこのレポも終わりです。
お付き合いくださった皆様有難うございました。