ふ・・・ふふふふ；；

やってくれるわ桂さん・・・ッ！！！！(笑)

最近引きこもってＩ坂てんてーと★てんてーの対談の本とTOMI成てんてーの『木戸孝允』とおおえてんてーの『木戸孝允』、久米さんの『伊藤博文伝』読んでたのですよ・・・。

いやァもう桂さんいいね！！！！(＾＾)


桂さんって苦労人ポジションで長州の若手の保護者ｗｗ
でもすっごいカッコイイ人だとと思うのですよｗｗ
胃をキリキリさせてる冷静な「大人」！！ってイメージが強いんですが、まァ今もそれはけっこう変わらないんだけど(笑)、松陰先生と塾生が距離をおいてたあの時期、先生が獄中から桂さんの口を開かせようと必死なのに応じずに黙殺する桂さんｗｗｗ


全ての松陰先生の激しい書を読んでおきながら、あえて口を閉ざし、松陰先生を孤立に追い込むとか・・・。


しかもそれを知った松陰先生が入江に送った手紙がすごい可哀相でこっちが泣きそうになるくらい・・・。
「悲シムベシ。恨ムベシ。」って言う言葉がすっごい胸に突き刺さる・・・・先生が追い詰められている・・・orz
でも・・

あ。
桂さんだわｗｗ

・・・と思ってしまったり。桂さんっていやもう繊細な人だと思うんですけど、そのわりに危険なこともしてるし、同志の死を嫌というほど見てきてる。世話焼きなのにときに驚くほど非情な選択をする人だと思うのですよ。

生きて生きて生き抜いて、志をつなぐ人。

それってすごい辛いと思うんだ。

松陰先生・周布さん・松島さん・来原さん・稔麿・入江さん・久坂さん・寺島・高杉・前原さん・・・きりがないほど人が死んで、あの政変の後からずっと長州は戦いが続く・・・。
長州人がめちゃくちゃいなくなるから・・・ッ！！！！(大泣)
そして元治には「朝敵」だからね・・・・orz



対談本おもしろかった！！！
やっぱ井伊大老好きだなァ、私。
なんか安政の大獄が井伊大老と水戸の斉昭の対立から生まれたんだったらちょっと松陰先生そんなに死ぬほどの罪ってなかったんじゃあ・・・(先生が自分で白状しちゃったもんなァ・・)
桜田門外の変のあとの彦根藩って冷遇されて戊辰では真っ先に新政府がわについた・・・直弼死んでからの幕府からの扱いで余程の不信感が・・。

やっぱ会津と長州ってそもそもの違いが大きいからこうなるのかなァ・・・・。

徳川から恩を受け、もう徳川の身内といっていい会津と。

徳川には関ヶ原以来の恨みがあり煮え湯を飲まされた長州。

最初から幕府に対する気持ちが全然違うからなァ・・。
それにしても薩摩・・・ッ！！！(笑)
確かに長州が長井さんの『航海遠略策』を建白書で出してんのに、薩摩いきなり軍隊率いて勅使連れてのりこんでくるって・・・・！！激しいな！！ｗｗ
あ、でも木戸さんの本で長井さんのこの後・・・そして来原さんが・・・・と思うと、何ともいえないな；；


そして会津が・・・会津戦争があって、斗南になって・・・・・会津の扱いは本当にひどい・・・ッ・・・。
作物の育たない極寒の地で、凍えて餓死して行く人々・・・。
ここまでするのか！と・・。
大蔵(山川浩)も会津人として政府に入って生きた。
あの生き方はすごいと思う。
でも永岡さんの思案橋事件も会津人のどうにもならない気持ちの表れだと思うのです。
真っ直ぐにただ幕府に、天皇に尽くしてそれなのに「朝敵」になった会津藩。
ん～・・・難しいなァ・・・。

「朝敵」ってとてつもなく重いから。
言葉にするのがとても難しい。